1955年Karl Andersson & Soner製ボーエ・モーエンセンのデザインによるキャビネット。

丸いオーク材の取手が特徴的なキャビネットです。引き戸2枚にそれぞれ2つ取手があり、デザインとしてだけでなく、高い操作性を兼ね備えていることが伺えます。引き戸の乗るレールには同じオーク材を用い、統一感を持たせ、印象を損ねない工夫がなされています。

上段は細かいピッチで高さを調節できる可動式棚板が6枚、下段には左右それぞれ1枚ずつ可動式棚板が備わっています。いずれも収納物の高さに合わせて位置を調節できます。上段はオープンですので、本だけでなく、お気に入りのアイテムをディスプレイして楽しむこともできます。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たオーク材の魅力を最大限に引き出しております。
背板には上段と下段を繋ぎ、固定する金具を備えているので、上段が倒れにくくなっています。

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