1960年代デンマークSoro Mobelfabrik製チェア。

このチェアが誕生したのは今から半世紀ほど前のこと。当時の家具はオーク材とチーク材が主流の時代でこのような異樹種のコンビネーション家具はそれほど多くありませんでした。一つの家具で異なる色味を持ち、一見間違えて作ってしまったのではと思うかもしれませんが、そこには幾つかの意味合いが込められています。脚部のフレームに明るいオーク材を使うことでチェア自体の量感を抑え、毎日のように出し入れで触れる背もたれは色味の濃いチーク材を用い汚れが目立ちにくくなっています。そして何と言ってもコントラストが生まれ空間にリズムを与えてくれます。合わせるダイニングテーブルはチーク材、オーク材問わず組み合わせていただけるでしょう。
オーク材フレームの接合部は全て滑らかな丸みを持たせ、前脚のトップはシートから顔を出している。シンプルなデザインの中に優しい主張を感じます。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たチーク材・オーク材の魅力を最大限に引き出しております。ウレタン交換後、肌触りの優しいDanish art weaving（デニッシュアートウィーヴィング）社の明るいブルーグレー生地にて張り替えました。

4脚セットでの販売となります。（43,000円/1脚）

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