1955年カート・オルセンのデザインによるSlagelse Mobelfabrik製アームチェア「223」。

家具の中でもとりわけチェアにはデザイナーの思想や感性が表現されたものが多い。このアームチェアを眺め、座り触れてみると、カート・オルセンの感性が注ぎ込まれていることに気付きます。
アームはそれぞれ内側に傾斜がかけられ、自然な位置へ腕を預けるとこができる。アームと前脚のジョイントの造形は実に美しく、優しい丸みは触れるたびに笑顔になる。座面に腰を下ろすと沈み込みが抑えられた程好い反発力と広い面積の背もたれで快適な座り心地を得られます。そしてどの角度から見ても美しいフォルムであることは大事なポイント。
このアームチェアにはディテールに込められたデザイナーの心遣いを読み解く楽しさが詰まっています。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たチーク材の魅力を最大限に引き出しております。背もたれ・座面はウレタン交換後、肌触りの優しいDanish art weaving（デニッシュアートウィーヴィング）社のコットン・リネン生地にて張り替えました。

コンディション等の詳細／在庫確認／送料／納品日につきましては、お気軽にお問い合わせください。