1960年代ポール・M・ヴォルターのデザインによるFDB Mobler製チェア「J 61」。

このモデルには背もたれにクッションの付いたものと付いていないものがあり、こちらは後者のモデル。2枚の背板は抜け感が良いためダイニングテーブルにセットした時に量感を感じさせません。一般的なチェアに見られる脚と脚をつなぐ貫が存在せず、その代わりにシート四方のフレームには厚みを持たせ、簡素ながらしっかりとした構造であることが見て取れます。後脚は斜め内側に走り、背もたれはくの字に角度が付けられ、綺麗な後ろ姿を作り出しています。ごく僅かに後ろ傾斜のシートと姿勢に合わせ傾きとカーブを持たせた背もたれは心地良く、快適な座り心地を生み出しています。食事以外にもダイニングで過ごす方にはおすすめの一脚です。

木部はサンディング後オイル、WAXにて仕上げていますので、長い年月を経たオーク材の魅力を最大限に引き出しております。シートはウレタン交換後Kvadrat社のファブリックにて張り替えました。

在庫は4脚。4脚セットでの販売となります。表示価格は4脚セットの価格となります。

コンディション等の詳細／在庫確認／送料／納品日につきましては、お気軽にお問い合わせください。